イカ釣りについて

ヤリイカとは

海輝丸では1月~3月に狙う

日本列島、沖縄をのぞく各地に普通で食用イカとして古くから人気が高い。夏のケンサキイカ、冬のヤリイカなど、季節感を感じるものでもある。秋には小振りの新イカが登場して、徐々に成長し、春には大きいものが揚がる。このサイズごとに味がある。 比較的沖合の深場に多く、主に釣りで揚がるために高級なものとなっている。また関東でも冬場は近場から活けの入荷もあり、市場では冬の風物詩だ。ケンサキイカやアオリイカが旨みや甘みを楽しむとしたら、ヤリイカは上品な味わいとほどよい食感を楽しめる。 高級で人気が高いことからアフリカ沿岸やアメリカ沖などから近縁種の輸入も行われている。

 

 

白イカとは(ケンサキイカ)

海輝丸では6月~10月に狙う

ヤリイカとよく似ているが、胴がやや太くて丈夫という点で区別することができる。ヤリイカよりも身が厚く、刺身にするとかなりおいしく、本種を使ったするめは「一番するめ」と呼ばれ、最も商品価値が高い。五島列島が主要な産地であったため「五島するめ」とも呼ばれる。産地や季節により形態が変化する。

ケンサキイカ( 白イカ・マルイカ )は本州中部より南の沿岸に生息し、山陰沿岸域では、6〜8月にかけて産卵のため岸近く( 水深20〜50m )に寄り、9〜11月には水深60〜90m付近を中心に又冬季は100mより深い水深の場所に移動していますメスは30cmで成長は止まり、オスは50cmまで成長します。